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だいやのブログ

2015年4月1日
道頓堀のカーネルおじさん

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大阪の人気球団といえば、やっぱりタイガースです。

僕が子どもの頃は、タイガース以外にも大阪近辺を本拠地とする球団がたくさんありました。

①藤井寺球場や日生球場を本拠地としていた近鉄バファローズ

②西宮スタジアムを本拠地としていた阪急ブレーブス

③大阪球場を本拠地としていた南海ホークス

上にあげた球団はどれもパ・リーグなのですが、3球団ともちゃんと強い時期があったのです。

にも関わらず、ずーっと成績がぱっとしないタイガースに人気が集中してきたのです。

タイガースは、「人気のセ、実力のパ」と言われるセ・リーグに所属してきたので、その分のアドバンテージは相当大きかったのかなと思います。

衛星放送で色んな球団の試合を見ることができる今と違って、一昔前は野球をテレビで見ようと思えば、ほぼ民放に頼るしかない状況でした。視聴率至上主義の民放がパ・リーグの試合を取り上げる訳がなく、そういった事情もセ・リーグへの人気集中に拍車をかけていたのでしょう。

僕が中学生の時の話です。家から自転車で行ける距離にあった南海ホークスの大阪球場は、7回の表になると無料で入場できるようになっていましたから、時々タイミングを見計らっては野球を見にいってました。

その日のスタンドもガラガラで、見ている客の半分くらいは酔っ払いのおっさんでした。当然ですが、この酔っ払いどもが黙って静かにしているわけがなく、ここでは書くことができないような強烈なヤジを選手に向かって飛ばすのでした。

「〇×▼〇△□〇~!!!」

3塁側のスタンドで複数の座席の上に寝転がって、すっかり出来上がった酔っ払いのヤジがですね、ぜんぶきれいに1塁側まで聞こえてくるわけです。心ないヤジが球場中に響き渡りまして、そのヤジに触発された他の酔っ払いも次々と選手に罵声を浴びせるというひどい状態でした。

ホークスは、福岡に移ってほんとに良かったと思います。地元の人に愛されて、今や実力も伴った人気球団になりましたからね。

タイガースの思い出といえば、やっぱり高校生の時の優勝です。1985年だったかな。

確か、1番真弓、3番バース、4番掛布、5番岡田と、4人も30本以上ホームランを打つし、確かキャッチャーの木戸までもが20本くらいホームランを打ったような曖昧な記憶があるほどの奇跡的なシーズンで、例え5点負けていても試合をひっくり返してくれるような期待感がありました。

ずっと下位に低迷していたダメチームの急激な変貌に、それまでうっ屈していたタイガースファンは狂気乱舞したものです。

この阪神の優勝にまつわる有名な話があります。

確か日本シリーズで優勝が決まった時に、喜び過ぎたアホなファンの方々が、道頓堀のケンタッキーフライドチキンの店頭に置いてあったカーネルサンダースおじさんを見つけまして...

 「あ、あんなとこにバースがおる!!」

「ほんまや、バースや!!胴上げや!!!」

あっというまに拉致されるバース、じゃなかったカーネルおじさん。

「わっしょい!!わっしょい!!」

「わーい!!!」

大勢のアホファンに囲まれ、道頓堀川にかかる戎橋(通称ひっかけ橋)の真ん中まで胴上げされたカーネルおじさん。

「さあ、いくでー!!」

「よっしゃー!!」

「わっしょい!わっしょい!」

「せーの!!」

バッシャーン......

なにも悪いことをしていないのに、道頓堀川に投げ込まれたカーネルおじさんなのでした。

それではここでバースとカーネルおじさんは似ているのか検証してみましょう。

バース.jpg

☆バース(様)

カーネル.jpg

☆カーネルおじさん

ぜんぜん似てへんやん!! ヒゲだけやん!! ヒゲもちゃうやん!!

その後、たび重なる捜索にも関わらず、このカーネルおじさんは発見されることがなく...

この優勝した年を最後に、タイガースは再び暗黒時代を過ごすことになるのです。

大阪ではタイガースが優勝できないのは、このサンダースおじさんの呪いだという噂が広まりました。

これが大阪の都市伝説のひとつ、「カーネル・サンダースの呪い」です。

アホ過ぎる都市伝説ですね。泣けてきます(笑)。

※このカーネルおじさんは2009年に発見されています。24年間も汚い川の中にいたんですね。

そのタイガースですが、今年のペナントレースはなんと3連勝のロケットスタートを決めております。

さあ、このまま突っ走ることができるのか!?

頑張れタイガース!!

ついでに3連敗したオリックスも頑張れ!!

ちなみに僕は広島カープのファンです(笑)。

(山地 正晋)